オンラインカジノで遊ぶことができる「ライブカジノ」は、日本人が国内では遊ぶことができない「リアルカジノ」の雰囲気を味わいつつ、実際にインターネット上でライブ感覚でカジノゲームが遊べてしまうというコンテンツです。

ライブカジノは、オンラインカジノのメインコンテンツとして人気があり、多くの日本人プレイヤーを魅了しています。

一方で、ライブカジノに対しては「イカサマがあるんじゃないか？」というような疑いが向けられる傾向もあります。そのため、「イカサマがあるかどうか」を知るために、ライブカジノの仕組みにも関心が集まります。

結論からいうと、ライブカジノは、イカサマができない、イカサマをしないという仕組みになっています。

今回は、ライブカジノの根本的な仕組みを見ていきながら、オンラインカジノでイカサマがない仕組みも同時に見ていくことにしましょう。

ライブカジノはオンカジ運営とは別の会社が提供している

まずライブカジノの仕組みでもっとも重要なポイントは、ライブカジノのゲームには「配給会社」があり、ゲームを提供している会社とオンラインカジノの運営は別であるということが挙げられます。

オンラインカジノの運営と、ライブカジノのゲーム会社が別であるということは「イカサマをするメリット」を、運営と配給会社それぞれから奪うという仕組みとして考えられます。

もし、ライブカジノのゲームをオンラインカジノの運営側が提供しているという仕組みであった場合は、オンラインカジノの運営が「不当な利益」を独占して手に入れるためにイカサマをすることは十分に考えられるでしょう。

ところが、この「運営と提供会社は別」というすみわけをすることによって、こういった独占して利益を獲得するという選択肢は消滅することになり、むしろ、イカサマをすることが双方のデメリットになるという環境が整います。

ライブカジノにおいては、ゲーム提供会社は「オンラインカジノにゲームを提供する」という契約による提供料において利益を得ており、オンラインカジノ側は「提供されたゲームをユーザーが遊んでくれた総量」が利益となる仕組みが採用されています。

この双方で異なる利益発生の仕組みが、イカサマに対する抑止力としても機能していくことになるのです。

イカサマをしたところでゲーム会社はまったく儲からない

この仕組みにおいてイカサマをする場合、ゲーム提供会社のほうが雇用人であるディーラーなどに指示をしてイカサマをしなければなりません。

しかし、ゲーム会社がイカサマをしたところで、ゲーム会社はまったく儲かることはないのです。

なぜなら、ゲーム提供会社の利益というのは、個々のオンラインカジノとの契約で発生している契約金以上になることはないからです。

仮にゲーム提供会社がイカサマをした場合、そこで発生したすべての利益は、ゲーム提供会社のものではなく、「ユーザーがライブカジノで遊んだ総量」が利益となるオンラインカジノの運営側のものになります。

要するに、イカサマができる立場にあるゲーム提供会社は、イカサマをしたところで得をすることが一切ないため、「イカサマをする理由」がまったくなくなる、という仕組みになっているわけです。

そして、オンラインカジノ側は、あくまでライブカジノのゲームを「借りている」という立場であり、自分が提供する賭場で行われているライブカジノで実際に行われているゲームの内容に介入したり、流れを操作することはできません。

ライブカジノのゲームは、ゲーム提供会社に雇われているディーラーの手によってのみ進行される仕組みになっているのです。

となると、「ディーラーがイカサマをするのでは？」と疑うこともあるかもしれませんが、ディーラーはゲーム提供会社に雇われているだけであり、彼らもまたいくらイカサマをしたところで、自分が儲かることはないわけです。

むしろ、ディーラーはイカサマをした場合、会社から解雇されて職を失うリスクがあるだけなので、無意味なイカサマをする理由が、会社以上にないのです。

このように、ライブカジノというのは根本的な仕組みそれ自体が、イカサマをデメリット化する構造となっているというわけです。ですから、ライブカジノに関しては、イカサマを気にせずに遊ぶのがよいでしょう。

ライブカジノでイカサマがないと分かったところで、いざライブカジノで遊ぶ場合はどうすれば良いのでしょうか。

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